「人間が幸せになっていく道」

DATE 02/11/2010

三重です。

「文明の創造」を仕上げていくという壮大な構想をお聞きしそれではどのように?と思いをめぐらせておりました。

「文明の創造 天国篇」には天国篇の説明と「ミロクの世の実相」の御論文しか残されておりません。しかしここにヒントがあるように思いました。メシヤ様は、天国篇について『文明世界設計の根幹となるものである。』そして、『主神の御目的である地上天国を建設する基本条件としては、何よりも大自然の実相そのままを表す事である』と御教えくださっておられます。『之迄の世界は一切に調和が欠けていた』『本来宇宙の原則としては、日月地の三段階が正しい順序である』とお述べになられ、「ミロクの世の実相」でミロクの世になった時の国際状勢として『国境は現在のままであるが、実質的には撤廃されたと同様になる』『隣国に対する権利は平等になる』世界議会があって『如何なる問題でも慎重審議の上可決する』各国の国会もあるが『議員の素質も立派で自利的観念を棄て何事も世界的人類愛的に解決する』『法律は善人に必要ないから非常に少なくなる』『世界各国に武力はなくなる』とお書きになられました。

そして、「文明の創造 既成文化の謬点」に『文明の創造は現代文明に対する原子爆弾で宗教、思想、哲学、教育、科学、芸術 悉く包含されている。』とありますが、芸術、教育、自然農法に関する御論文の掲載が少ないように思います。

地上天国建設の基本条件である大自然の実相をそのまま表し調和できるようにするには、そして、「ミロクの世の実相」の世界になっていくには、どのようにしていくのか、個人個人としてはどのような生活を営んでいったら良いのかを具体的に天国篇でお示しになられるおつもりではなかったのでは?と思わせて頂きました。そしてそのことが、これから私達が研鑽し仕上げていくことなのではと思います。

そういったことからも「人間が幸せになっていく道」というのは適切なテーマではないかと思いました。